香港からマカオ日帰り:バス・フェリー・お金・歩き方(2026年11月時点)
香港からマカオへは、港珠澳大橋のシャトルバス(金巴)かフェリーで日帰りできます。この記事では、2026年11月3日時点で政府・運営会社の公式サイトで確認できた情報をもとに、入境・行き方・市内交通・お金・見どころをまとめました。公式で確認できなかった点は「未確認」と書いています。筆者は中国大陸出身で、日本から来た友人をよくマカオに案内しています。おすすめの店や場所は「筆者のおすすめ」として分けて書きました。

日本のパスポートでの入境
- 日本のパスポートはビザ不要で、入境時に最長90日の滞在が認められます。
- パスポートの残存期間は「予定滞在期間+90日」を超えている必要があります。
- 帰りか次の目的地への航空券・乗車券を持っていること。
- 滞在費を証明するよう求められることがあります(7日以内の滞在なら少なくとも MOP 5,000)。
出典:マカオ政府ポータル(治安警察局の情報を掲載)gov.mo/… 。中国駐日本大使館の案内でも「日本国民は90日間ビザ免除」とされています。
香港からマカオへ
港珠澳大橋シャトルバス(金巴)
港珠澳大橋の香港口岸旅検ビルから乗ります。24時間運行です。
| 時間帯 | 大人 | 割引 |
|---|---|---|
| 昼(06:00〜23:59) | HK$65 | HK$33 |
| 夜(00:00〜05:59) | HK$70 | HK$35 |
割引の対象は、12歳未満または身長1.2m未満の子ども、障害のある方、65歳以上です。チケットは香港口岸の出境ホール(制限エリア内)のカウンター、自動券売機、オンラインで買えます(出典:港珠澳大橋香港段 hzmb.gov.hk/sc/cross-boundary.html )。
香港口岸→マカオ口岸の運行間隔は、09:00〜23:59 が5〜10分おき、06:15〜08:59 が15〜20分おき、00:00〜06:14 が30分おきです。帰り(マカオ→香港)は 08:00〜23:59 が5〜10分おきです(出典:金巴公式 hzmbus.com )。香港側から口岸へは、B4(空港・アジアワールドエキスポ)、B5(欣澳)、B6(東涌)などの路線バスで行けます。
帰りのマカオ口岸での運賃と支払い方法は、第三者サイトにしか載っておらず公式では未確認です。
フェリー(上環の港澳碼頭から)
TurboJET(噴射飛航):上環の港澳碼頭(干諾道中200号・信徳中心3階)↔ マカオ外港。所要約60分(出典:TurboJET公式、2026年10月16日からの時刻表)。
- 上環→外港:07:30 から 18:00 まで1日16便、夜便 19:30・20:30・21:30・22:30
- 外港→上環:07:30 から 18:00 まで1日16便、夜便 19:00・21:00・22:00・23:00
- 普通席の片道:平日 HK$194/週末・祝日 HK$212/夜便(18:30以降)HK$242。港幣運賃には香港の出境税が含まれます。
- 出航30分前までに入閘。1歳以上の子どもは乗船券が必要です。
Cotai Water Jet(金光飛航):上環の港澳碼頭 ↔ タイパ・フェリーターミナル(氹仔客運碼頭)。スタンダード席は平日192/週末・祝日209/夜便242(香港で買えば港幣、マカオで買えばマカオパタカ)。公式サイトのオンライン購入なら、スタンダード席 HK$165 になる数量限定の割引があります(2026年11月30日までに乗船するもの)(出典:hk.cotaiwaterjet.com )。
時刻は変わるので、乗る日に公式サイトで確認してください。
使えない・確認できなかったルート
- 香港国際空港の海天碼頭からマカオ行き:TurboJET・Cotai Water Jet の公式サイトはどちらも「現在はチャーター便のみ」としています。空港から定期便のフェリーで直接マカオへ行くことは、いまはできません。
- 尖沙咀の中港城からマカオ行き:TurboJET公式には中港城発の珠海航路しか載っていません。運休の公式発表は見つからなかったので、上環のフェリーか金巴を使うのが確実です。
マカオと珠海の口岸(開いている時間)
- 関閘(ボーダーゲート、珠海側は拱北口岸):出入境ホール 06:00〜翌01:00
- 横琴口岸(マカオ側):24時間
- 港珠澳大橋マカオ口岸:港澳旅検ホールは24時間、珠澳旅検ホールは 08:00〜22:00
出典:マカオ治安警察局の口岸リアルタイム情報。日本のパスポートでマカオから珠海(中国本土)へ入る場合の条件は、この記事では確認していません。
マカオ市内の移動
路線バス
- 現金運賃は MOP 6。
- マカオパス(澳門通)などの交通局承認のICカードなら、通常路線 MOP 3、快線(X)MOP 4。45分以内の乗り換え割引があります(半島↔コロアンは60分)。
- 身長1m以下の子どもは無料。
- Alipay・WeChat Pay は使えないと考えてください。 中国大陸の身分証以外(日本のパスポートなど)で認証したアカウントは、中国大陸の外(香港・マカオを含む)では使えません。バスは現金(MOP か港幣)か交通カードで乗ります。
- クレジットカードは交通局の承認リストにありません。
出典:マカオ交通事務局(DSAT)dsat.gov.mo/…
LRT(澳門軽軌)
- タイパ線・石排湾線・横琴線は、月〜木 06:30〜23:15、金土日と祝日 06:30〜23:59。タイパ線は約5〜10.5分おき、端から端まで約28分です。
- 片道券:3駅まで MOP 6、6駅まで 8、9駅まで 10、12駅まで 12。片道券は当日のみ有効です。
- タイパ線は媽閣〜タイパ・フェリーターミナル間を結び、空港・タイパ・フェリーターミナル・蓮花などの駅があります。
出典:澳門軽軌公式 mlm.com.mo 。
お金と支払い
- 法定通貨はマカオパタカ(MOP)で、港幣と連動しています(1港幣=1.03パタカ)(出典:マカオ金融管理局)。
- 現金は MOP か港幣を用意してください。 米ドルや人民元の現金がお店でそのまま使えるかは、公式情報では確認できませんでした。
- Alipay・WeChat Pay は使えません。 中国大陸の身分証以外(日本のパスポートなど)で認証したアカウントは、香港・マカオを含む中国大陸の外では使えません。
- 現金のほか、Visa・Mastercard・Apple Pay は対応している店で使えます(出典:マカオ旅游局のニュース、2026-06-22)。対応は店ごとに違うので、現金は必ず持っておきましょう。日本の電子マネー(PayPay など)は掲載リストに入っていません。
見どころ
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
屋外の遺跡で入場無料です。開放時間は公式ページの文言を確認できていないので、ここでは書きません。
裏手の天主教芸術博物館と地下納骨堂は 09:00〜18:00(17:30 入場締切)、火曜は 09:00〜14:00 のみ。祝日も開館、入場無料です(出典:マカオ博物館 macaumuseum.gov.mo )。
セナド広場(議事亭前地)
旧市街の中心にある広場です。マカオ旅游局のルート案内で紹介されています。
官也街(タイパ旧市街)
マカオで最初の歩行者専用エリアで、お土産やおやつのお店が並びます。お店の営業時間はそれぞれ違います(出典:マカオ旅游局)。
筆者のおすすめ
筆者のおすすめ①:関閘(ボーダーゲート)近くの「世紀麺包」 日本の友人を案内するときによく寄るパン屋さんです。猪扒包(ポークチョップバーガー)と鶏扒包(チキンバーガー)がおいしくて、しかも安いです。

筆者のおすすめ②:コロアンの黒沙海灘(ハックサビーチ) 名前のとおり砂が黒いビーチです。アイスランドまで行かなくても、黒い砂浜が見られます。
出発前チェックリスト
- 日本のパスポートはビザ不要・最長90日。残存期間と帰りの券を確認
- 香港→マカオは金巴(24時間)か上環のフェリー。空港の海天碼頭からは定期便なし
- 現金は MOP か港幣を用意。日本の電子マネー(PayPayなど)は公式の対応リストにない
- バスは現金 MOP 6(交通カードなら割引あり)。日本のパスポートで認証した Alipay・WeChat Pay はマカオでは使えない
- 天主教芸術博物館は火曜午後休み
- 珠海へ抜ける場合、関閘は 06:00〜翌01:00。中国本土の入境条件は別途確認
※料金・時刻は2026年11月3日時点で確認したもので、変わることがあります。