天壇と天安門の升旗:北京人の一日プラン(2026年11月時点)
朝の升旗を見てから、天壇公園で祈年殿まで歩く——北京でいちばん組み立てやすい一日です。この記事では、2026年11月3日時点で確認できた公式・準公式の情報をもとに、チケット・開放時間・行き方をまとめました。食い違う情報は両方書き、未確認のものはその旨を明記しています。筆者は北京在住の中国内地人です。現地での回り方のコツは「筆者の実体験」として区別して書いています。

この日の流れ(概要)
- 夜明け前に天安門広場で升旗を見る(要予約)
- 朝食を挟んで、地下鉄で天壇西門へ
- 西門から入園し、祈年殿・回音壁・圜丘を回る
月曜は祈年殿などの園中園が休みなので、升旗+天壇の組み合わせは火〜日がおすすめです。
天安門の升旗
時間の調べ方
升旗・降旗の時刻は、その日に天安門広場で太陽が昇る・沈む時刻で決まります(出典:天安門地区管理委員会)。日付ごとに違うので、近似値で決めないでください。
公式の調べ方:
- 天安門地区管理委員会「升降旗時間」:tamgw.beijing.gov.cn/sy/sjqsj
- 《首都北京天安門広場升降国旗時刻表(2026年)》全文表(2025-12-22 公表):tamgw.beijing.gov.cn/…
- 北京旅游網の当日ガイドも、管委会の時刻を引用しています(例:2026年11月3日は升旗06:45、降旗17:10)
予約(必須)
天安門広場は無料ですが、升旗を見るには実名予約が必要です。個人・団体とも、1〜7日前に「天安門広場予約參觀服務平台」で「升旗」の時間帯を取ります(出典:管委会 2026-09-24 通告。以前の通告では1〜9日前とありましたが、現行は1〜7日です)。
予約チャネルの例:
- 微信ミニプログラム「天安門広場予約參觀」
- 「京通」ミニプログラム(微信/支付宝/百度)
- 「北京日報」「北京時間」アプリ
- PC:yuyue2026.tamgw.beijing.gov.cn/…
外国人の使える書類は、予約システム側の案内を優先してください。管委会の通告ページには書類一覧の全文がなく、第三者情報ではパスポートや外国人永久居留証と書かれていますが、公式の一覧は予約画面で再確認してください。
予約に使った本人の有効な身分証を持参し、指定の日付・時間帯・安検口から入ります。日付を間違えると入場できません。危険物・打火機・「低慢小」航空器などは持ち込み禁止です。荷物は少ないほど安検が早くなります。
行き方(早朝)
- 地下鉄:1号線の天安門東駅/天安門西駅(出典:首都之窗)。ただし、当日の始発が升旗に間に合うかは地下鉄公式で確認できていません(2026-11-03時点で地下鉄公式サイトが403)。升旗当日は地下鉄に頼らないほうが安全です。
- 夜行バス(北京旅游網の推奨):夜1路・夜2路・夜17路などが「天安門東」「天安門西」「天安門広場東」方面に止まります。首発・終発の例はいずれも23:20〜04:50前後ですが、当日の時刻表で確認してください。
降旗の時刻も同じ公式年歴表に載っています。降旗を見るときに別の時間帯予約が必要かどうかは、予約システムの当日の選択肢で確認してください(管委会の2026-09-24通告では升旗側の説明が中心で、降旗の細則は展開されていません)。
天壇公園
チケット(旺季・淡季)
| 券種 | 繁忙期(4/1〜10/31) | 閑散期(11/1〜3/31) |
|---|---|---|
| 大門票(全額) | 15元 | 10元 |
| 大門票(割引) | 7.5元 | 5元 |
| 聯票(全額) | 34元 | 28元 |
| 聯票(割引) | 17元 | 14元 |
| 祈年殿・回音壁・圜丘の景点票 | 各20元(割引10元) | 同左(淡旺の差は公式に単独では見つからず) |
聯票=大門票+祈年殿+回音壁+圜丘です。大門票だけでは三大景点に入れません。聯票と景点票を同じ景点で二重に使うことはできません(出典:首都之窗・北京旅游網・北京市公園管理中心)。
神楽署は10元/割引5元と書かれていますが、段階的に休館している時期があるので、行く前に現場の通告を見てください。北神厨・北宰牲亭・斎宮は、現時点では予約なし・現場の混雑管理で見学する方式です。
主な割引・無料(抜粋、詳細は現場/購票ページ優先):
- 割引:社会保障金受給証、18歳以上の全日制大学学部生以下の学生(大学院・成人教育などは対象外)など
- 無料:18歳未満(天壇は愛国主義教育基地)、60歳以上の外省市・港澳台・外国籍(パスポート等で換票)、障害者証、軍人・消防救援人員など
学生の割引は、パスポート+有効な学生証で総合サービス窓口や「畅游公園」「天壇」公众号から買える、という公園管理中心の回答があります(首都之窗12345、2026-03-24)。
開放時間
| 繁忙期 | 閑散期 | |
|---|---|---|
| 公園大门 | 06:00開/21:00入園停止/22:00閉 | 06:30開/21:00入園停止/22:00閉 |
| 園中園(祈年殿など) | 08:00開/17:30入場停止/18:00閉 | 08:00開/16:30入場停止/17:00閉 |
祈年殿・回音壁・圜丘などは月曜休み(法定祝日は通常どおり開館)。検索結果の公園公式ホームには「7月15日〜8月31日も月曜開館」とある一方、関連サイトの導覧ページは法定祝日のみと書いていて、暑期の月曜例外は公園管理中心の独立通告では確認できていません。月曜に行くなら、その週の购票ページか現場通告で確かめてください。
购票・予約の食い違い
购票チャネル:
- 微信公众号/ミニプログラム「天壇」
- 「畅游公園」(Visiting Beijing Parks)公众号/ミニプログラム/bjgyol.com.cn (北京市公園管理中心の公式售票)
- 公園门口の総合サービス窓口(現金人民元、BEIJING PASS、VISA/Mastercard など)
外国パスポートでの购票・入園は公式に対応しています。线上はパスポート情報を実名登録(初回の本人確認に中国大陸の携帯番号が必要な場合あり)。线下は窓口で代行してもらえます。入園時は電子票の二次元コード+购票に使ったパスポートを見せます。コードはスクショしておくと安心です。
「予約が必要か」は公式の言い方が分かれています。
- 公園管理中心(2025-07-22、首都之窗12345):市属公園の見学に予約は不要。1〜7日前に電子票を買っておける。
- 首都之窗の天壇英文ページ(2026-03経路):いまも「1〜7日前の実名錯峰予約/购票」、当日は満員でなければ掃碼购票、と書いてある。
- 第三者の記事が「2026年8月から全面キャンセル」と書いているが、公園管理中心・天壇公式の独立通告は見つかっていません。
実務的には、线上でも現場でも买える前提で、「畅游公園」「天壇」公众号と窓口の当日のルールを見てください。第三者プラットフォームでの販売は公園管理中心が認めていません。
西門への行き方
- 住所:北京市東城区天壇内東里7号(相談/票務 010-67028866)
- 地下鉄8号線・天橋駅 C口 → 西門(出典:首都之窗韓文版、北京旅游網、tiantanpark.cn)
- バス:2・20・36・53・71・72・90・93・120・622、快速公交1線、特11/141 などが「天壇西門」に止まる、と准公式に書かれています(路線は変わることがあるので当日確認)。
東門は地下鉄5号線・天壇東門駅 A口です。
筆者の実体験:西門から入って祈年殿の西側検票へ
祈年殿は園中園なので、聯票か景点票(または無料対象の有効な証件)が必要です。大門票だけでは入れません。
どの門から入ると、どの祈年殿の検票口に出るか——公式の対照表は見つかりませんでした。 第三者の攻略は「北門/東門のほうが祈年殿に近い」と書くことが多いですが、公式の検票ルールではありません。
筆者の実体験: 西門(西门)から入園し、祈年殿の西側の検票口を使うと、並びが短くなりやすいです。公式の「この門=この検票口」という案内ではないので、混雑状況は日によって違います。参考程度にして、現場の案内に従ってください。
升旗のあとなら、公園大门はすでに開いている時間帯です。園中園は08:00開門なので、西門から園内を歩いて祈年殿の開門に合わせるのが現実的です。
出発前チェックリスト
- 升旗の時刻は管委会の年歴表か北京旅游網の当日ガイドで確認する(近似値で決めない)
- 升旗は1〜7日前に公式予約。パスポートで取れるかは予約画面で確認
- 早朝は夜行バスを優先し、地下鉄の始発に頼らない
- 天壇は聯票か景点票を用意。大门票だけでは祈年殿に入れない
- 月曜は園中園が休み(法定祝日を除く)。暑期の月曜例外は未確認
- 「予約不要」と「錯峰予約」の両方の公式表現がある。购票ページの当日ルールを見る
- 西門は地下鉄8号線・天橋 C口。祈年殿の西側検票は筆者の実体験としての参考
※料金・時刻は2026年11月3日時点で確認したもので、変わることがあります。